講師座談会

菊池・江藤・尾本

菊池:はい、というわけで、突発的に行われる講師座談会です!尾本・江藤・菊池と、わかる人が見ればクスっと来てしまう付き合いの長いメンバーでお届けします。今回のお題は「受験に向けて!」です。特に、秀進のホームページを見てこの記事を読むのはたぶん生徒より保護者の方が多いと思うので、保護者に向けてのメッセージがあれば積極的に言って下さい。

尾本・江藤:はーい

尾本:まずは保護者の方・生徒両方へなんですけど、2学期になって受験も近づいて来たし模試が増えるじゃないですか。そうすると成績で一喜一憂する親・子が多いんですよ。それはあまり良いことではないなと。

菊池:あー、毎年多いですね。舞い上がるにしても落ち込むにしても困りものなんですよね。

江藤:模試毎に出題傾向も母集団も違いますし、同じ模試でも回ごとに出題内容は違いますから、結果にはバラつきがあって当然ですからね。当日の体調だって違うわけですから。

菊池:そうそう、模試の結果がその子の力を正確に表しているなんて思い込んだらえらいことになるよね。あくまで参考程度でしかないというのは分かっておいて欲しい。模試の判定を覆す合格も不合格も、毎年山ほどあるし。

尾本:得点というのは1問1問ができた・できなかったの集合なんですよ。本番であればその得点に大きな意味がありますけど、模試なんて練習なんだから目安ぐらいの意味しかないわけですよ。配点一つで10点20点誤差が出るんだから。そんなもの見て一喜一憂してもしょうがないじゃないですか。そんなヒマがあったら何を間違えたのか、どうすれば次は同じような問題を正解できるのかを考えて、ちゃんと復習して欲しいです。

菊池:そうですね。そして保護者の方は子どもが復習に集中できるようにしてあげて欲しいです。具体的には、余計な事は言うなと。模試の結果が良いと「油断して勉強しなくなるのが心配」とか、悪ければ悪いで「もっと勉強しなさい」とかおっしゃるお母さん多いんですが、この期に及んで勉強しなきゃいけないことがわかってない子はいないのでね、言うだけ無駄ですよ。もちろん常日頃から勉強しない子ならば言わざるを得ないでしょうけど、ちゃんとやっている子に対して1回の模試の結果を見て何かを言うのは子どもを傷つけることになるので気をつけて欲しいですね。

江藤:あと、何か言うわけで無くても、受験の合否に対して強気になりすぎたり、逆に心配しすぎたりするのも良くないかと。 ちょうどいいというのは難しいと思いますので、 我々のアドバイスをよく聞いてほしいですね。

尾本:慎重に考えるお母さんは悲観的な考えをしちゃって親子共に精神的に追い込まれたりしちゃいやすいですし、逆に前向きなお母さんの子は油断してポカをやらかしやすいですね。そこはセットになりがちですけどしっかり分けて、慎重かつ前向きに日々勉強してもらうことが大事かと。

菊池:その点は鵜の木のお母さんですごく達観されてる方がいますよ。合否に対して良い意味でこだわりが無い。結果は本人のものっていうスタンスで距離を取ってくれてるんですよ。「合格も不合格もただの経験で、それで人格が決まるわけじゃない」っておっしゃってました。あれくらいあっけらかんとしてくれてると本人も落ち着いて勉強できていいと思います。それに入試本番も結果は最後はどうしたって運が絡むし、不本意な結果になることだってありますが、そんなときにこれくらいの距離感でいてくれると本人の気持ちを立て直しやすい。一緒になって落ち込まれたりすると日目以降が戦えなくなっちゃいます。入試は日続いていくので、トータルで勝つためには落ち込んでたりする暇はないんですよ。そのメンタルのコントロールは子どもには難しいですから、大人が誘導してあげないとです。だからご両親には子どもと二人三脚で転ぶときも一緒というよりは、監督席から見守るくらいのつもりでいて欲しいですね。

尾本:そうですね。それくらいが良いと思います。

菊池:あとは過去問の演習ですね。学校ごとに聞き方の癖みたいなものがあるので、何が聞かれてるか分かりづらくて点数が取れなかったりすることがあります。だいたいの場合慣れてくれば点数が取れるようになりますのでそれほど心配はしないで下さい。いきなり合格点が取れちゃう子もいたりするので、自分が取れてないと不安になりがちですけど、模試と一緒で人と比べずに自分のやるべきことをやるのが大事です。どうしても相性が悪くて伸びないという場合もありますので、その場合には受験するかどうかは要検討ですけど。そういったものもふまえて12月上旬くらいに受験校を固めるというイメージですかね。

江藤:そうですね。でもやはりほとんどの場合は過去問をやり込むと点数が伸びますよね。慣れもそうですし、できなかった単元の復習をセットで行えばその学校の傾向に強くなりますから。ぜひやりっぱなしにせずに活用しきってほしいですね。そうすれば合格にぐっと近づけると思います。とにかく入試まで残り4ヶ月程ですが、余計なことは考えずにがんばりましょう!

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